顔イボで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ふと気づくと、ブツっと何かできものが出来ていることがありますよね。
イボは、いろんな原因で肌に突起物ができるものですが、いざ出来てしまうと、早くとってしまいたいですよね。
そんな時に、病院に行かなくてもイボを取ることが出来るのか、ドラッグストアにどんな市販薬があるのか気になると思います。
この記事では、顔イボに使用できる市販薬だけでなく顔イボの種類や対策を紹介しています。
病院に行って治療をするのか、自宅で市販薬を用いて様子を見るのか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
顔イボに悩むあなたに!ドラッグストアで見つけた効果的な市販薬とは?
顔イボには、ウイルス感染が原因のイボや年齢とともに現れやすくなるいイボがあります。
どちらのイボも、時間はかかるかもしれないですが市販の薬で対処ができる可能性があります。
ちなみに、よくドラッグストアで見かける「イボコロリ」は顔に塗布できないので注意してくださいね。
顔イボにオススメの市販薬は「ヨクイニン」と含む内服薬です。
ヨクイニンは、病院のイボ治療でもよく処方されるハトムギの種を用いた漢方の一種になります。
<商品名の例>
- ヨクイニン(メーカーによって錠剤や顆粒などあり)
- ハトムギ錠
- イボコロリ内服錠(イボコロリの塗るタイプとは別)
ヨクイニンは、効果が出るまでに少し時間がかかるので、まずは3か月程度服用をして様子を見ましょう。
イボが出来てしまってから、時間が経ってしまったものは治るのも時間がかかる可能性がたかくなってしまいます。
自分で顔イボの除去ができるって本当?
顔イボが出来てしまっても、病院になかなか行く時間がなかったりで自分で除去したい方も多いと思います。
しかし、自己で顔イボを除去することはしてはいけません。
中には、悪化してしまう可能性があるイボもあるので注意が必要です。
さらに、普通のイボだと思っていたのに、最悪の場合 悪性(ガン)の可能性もゼロではないようなので怖いですよね。
もし、顔イボができて気になる場合は必ず皮膚科を受診するようにしましょう。
白い顔イボの場合はどうすればいい?
顏に白いイボのようなものが出来たことはありますか?
私も数年前、目の下にできたことがあります。初めて見ると、「白ニキビかな?」と思ってしまうくらい似ていますよね。
この白い顔イボは「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」と言われるものかもしれません。
稗粒腫は特に目の周りにできやすく、1~2㎜程度で硬く年齢関係なくできることがあります。
実は、この白い正体はケラチンなどのたんぱく質なんです。
治療したいと思ったら、皮膚科や美容クリニックで治療ができます。
多くの場合、切開をして中にたまっているものを取り出すという処置で、痛みも麻酔を使用するのであまり痛くないそうですよ。
ただし、サイズが大きくなりすぎるとすぐに処置が出来ない可能性もあるので、気になっているのであれば、早めに病院に行くようにしてくださいね。
イボコロリを顔に使ってみたくなったら・・・顔にも使える?
イボを取る商品で思いつくのが「イボコロリ」ですよね。イボコロリを顔に使ってみたくなります。
しかし、「イボコロリ」は顔イボに使えません。
これは、イボコロリの液体タイプと絆創膏タイプどちらも顔には使えず、商品の「使用上の注意」に「顔面、目の周辺や唇、粘膜など」に使用しないように記載があるのでチェックしてくださいね。
しかし、実は顔イボに使える「イボコロリ」がありますよ。
それは「イボコロリ内服錠」です。これはヨクイニンエキスが含まれている薬で、身体の内側からイボを小さくしていく漢方薬になります。
<まとめ>
- 「イボコロリ内服錠」は顔イボに使用できる。
- 「イボコロリ液」「イボコロリ絆創膏」は顔に使用できない。
顔イボの原因と対策!イボを作らないためにできることとは?
顔イボの原因と種類は1つではありません。顔にできるイボの種類と原因を紹介していきますね。
ウイルス性:青年性扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
原因:小さな傷口からヒトパピローマウイルスが入りおこる
特徴:女性に多く、額や頬にできることが多い。自分の皮膚同士で感染し数が増えやすい。
対策:自分の皮膚同士で感染が広がってしまうので、できるだけ早く治療をした方がいい。普段から保湿などをしっかりし皮膚のバリアを強くしておく。
ウイルス性:伝染性軟属性(水いぼ)
原因:体内にウイルスが入りおこる
特徴:1~5㎜の大きさで、水が入っているような光沢のあるやわらないイボ
対策:日ごろから保湿などをして皮膚のバリアを強くしておく。1つできるとつぶれた時に出てくる液体が原因で違う場所へ移る原因になるので、潰さないようにする。
脂漏性角化症(しろうせい かくかしょう)
原因:皮膚の老化や紫外線の影響による
特徴:40代以降にできやすいイボで手のひらや足の裏には出来ない。自然に消えることはないが、癌化することもない
対策:若いうちから紫外線対策をしておく。
以上のような種類がいくつかあるのですが、対策としては肌の保湿をしっかりしたり紫外線予防をするといったことが大事になってきます。
1度イボが出来てしまうと、病院に行かなければなかなかすぐには治らないのでイボができる前から、身体の皮膚のケアをしておきたいですね。
まとめ
長くなったので、まとめますね。
- 顔イボにはウイルス感染が原因のものや老化が原因のものなど様々な種類がある
- 顔イボに使える市販薬はヨクイニンを含む内服薬で、3か月程度服用して様子を見る
- 顔イボを自分で除去することは危険で、病院で治療することをおすすめする
- 顔イボの予防には肌の保湿や紫外線対策が大切である
この記事では、顔イボについて詳しく解説しました。
顔イボに悩まないために、今日から始められることをぜひ試してみてくださいね。