小5の親は、毎日自主学習のネタ出しを手伝っているかと思います。どうしたら先生に褒められる自主学習になるのかな?と毎日悩みますよね。
この記事では、小5の長男の親である私が、先生に褒められる自主学習のポイントやコツをご紹介します。
他にも、
- 10分でできる簡単な自主学習
- 国語・算数・理科・社会の教科別自主学習ネタ
- 笑える面白い自主学習
- 好きな生徒に対する先生の行動
- 先生が嫌で学校に行きたくないときの親の対応
などをご紹介しますね。
この記事を読むと、先生に褒められる自主学習のポイントやコツがわかり、毎日の自主学習のネタ切れに悩まなくなりますよ。
また、子どもが先生に好かれているかどうかわかり、先生が嫌で学校に行きたくないと子どもが言ったときに、どうしたら良いのかもわかります。
以下の記事を読んで、自主学習や、先生関係の悩みを解消しましょう。
小5の先生に褒められる自主学習とは?ポイントとコツを紹介
小5の自主学習、どうせやるなら先生に褒められるようなテーマでやりたいですよね。
先生に褒められやすいポイントとは、
- 周りと被らない
- イラストや図解、写真や色使いで見やすくまとめる
- 先生が興味を持ちやすいテーマにする
- 自分の意見や感想を書く
- 実体験を書く
です。それぞれ説明しますね。
周りと被らない
先生は何十人分も一気に見るので、同じテーマを見ることもあります。
見る側は「またこのテーマか」と思うと、評価しづらいものです。
もし被りやすいテーマならば、自分にしか書けない個性を出すようにしましょう。
イラストや図解、写真や色使いで見やすくまとめる
文字だけずらっと並んでいると、見る前から疲れてしまいます。
カラフルにしたり、絵や図解を描いて、見やすい雰囲気をつくりましょう。
絵が苦手なら文字を箇条書きにして四角で囲ったり、矢印を使ったり、写真や図のコピーを使うなどしてみてくださいね。
スペースも埋まるし、文字だけよりも読んでいて楽しいノートになりますよ。
先生が興味を持ちやすいテーマにする
自分に関係のあることだったり、興味のあることだとよく見てしまいますよね。
先生も同じなので、先生に関係のあるテーマや、トレンドや時事ネタ、先生の趣味や好きなことをテーマにしてみましょう。
自分の意見や感想を書く
図鑑や資料を丸写ししただけだったり、絵だけの自主学習などは、評価されづらいです。
そもそも自主学習は、生徒本人が自ら進んで学習することを目的としているため、本人の考えや感じたことがわからないと、能動的に学んでいないと思われます。
どんな自主学習をしたとしても、最後にまとめや感想として、自分の意見を書くようにしましょう。
実体験を書く
もし全員同じテーマだとしても、実体験があると確実に個性を出すことができるため、かなりの褒められポイントです。
先生に褒められるコツは、読む相手である先生のことを考えて、わかりやすくまとめ、自分の個性を出すようにすることです。
読みづらいとそもそも評価しづらいので、字を丁寧に書いたり、絵や色をつけたりして、読みやすくしてくださいね。
資料を丸写しのままだと個性が無く、周りと同じような印象になり、褒めづらいです。
自分自身の意見や感想などを書いて、自分にしか出せない個性を出しましょう。
また、先生に「すごい」と思わせたり、先生も知らないような新しい発見を提供できると、褒められる可能性が高くなりますよ。
簡単!10分でできる自学 5年生(小5)向け自主学習10選
自主学習は毎日あるので、簡単かつ短い時間でサクッとできるものが良いですよね。
我が家の小5の長男もとにかく面倒くさがりなので、短い時間で終わらせないと集中力がもちません。
そんな小5の子向けの、10分でできる自主学習を紹介します。
- 学校の予習復習をする
- 家にあるものを測る
- 新聞の社説を切り抜き、自分の意見を添える
- 最寄り路線の駅名を調べる
- 図鑑で鉱物や動物、魚を調べる
- 月の形の名前を調べる
- 世界の挨拶をまとめる
- 好きな漢字の成り立ちを調べる
- 今日のニュースをまとめる
- 今年の漢字を調べる
それぞれ深掘りしていきましょう。
学校の予習復習をする
授業でやったところをやり直しても良いし、計算ドリルや漢字ドリルでも良いでしょう。
ただ写して解くだけではなく、間違えたところや、引っかかるところに色をつけて、注意点や解説をつけたり、終わったあとの感想や意気込みを書けると、周りと差をつけることができますよ。
家にあるものを測る
目についたものを定規でひたすら測るだけなので簡単です。
測ったものの絵も描くと、カラフルで見やすいノートになりますよ。
新聞の社説を切り抜き、自分の意見を添える
大人の新聞で難しい場合は、子ども向けの新聞でも良いでしょう。
切り抜いて貼ることによってスペースも埋まるし、子ども向けの新聞だとカラーなので見栄えも良くなります。
最寄り路線の駅名を調べる
身近な駅だし、子ども自身も使ったことがあるので、興味を持って調べることができますよ。
進学して電車を使うようになったときにも役に立ちます。
最寄りじゃなくても、山手線などの有名な路線でも調べやすいので良いでしょう。
図鑑で鉱物や動物、魚を調べる
楽ですが、文字が多くなってしまうので、絵を描くか、図鑑の絵をコピーして貼ったりして、見やすくしましょう。
丸写ししただけにならないよう、自分の感想を書くようにしてくださいね。
月の形の名前を調べる
月の形の絵も添えて描けば、綺麗で見やすい自主学習になります。
世界の挨拶をまとめる
世界各国の「おはよう」や「こんにちは」をまとめてみましょう。
国旗も一緒に描くと、カラフルになって良いですよ。
好きな漢字の成り立ちを調べる
漢字は絵から文字に移り変わっていくものが多いので、見ていて楽しいノートになりますよ。
幸や爽など、成り立ちに意外なストーリーのある漢字もあるので、「知らなかった!」と先生も驚くような漢字を選べると良いですね。
今日のニュースをまとめる
ニュースは毎日あるので、ネタ切れしないテーマであり、時事ネタなので、先生も興味を持ちやすいです。
まとめるだけではなく、ニュースを知って感じた自分の意見を書くようにしましょう。
今年の漢字を調べる
今年のものでも良いですし、過去の漢字でも良いでしょう。
なぜその漢字が選ばれたのか調べて、自分の感想や、自分だったらこの漢字にする、などの自分の考えを書きましょう。
簡単な自主学習でも、絵を描いたり色を塗ったり、自分の意見や感想を書くことで、個性を出すことができますよ。
難しい自主学習だと疲れてやる気がなくなってしまうので、簡単なものでも良いので、毎日続けられるようにしましょう。
先生に褒められる自主学習!小5の国語・算数・理科・社会
先生に褒められるポイントやコツはわかったけれど、具体的にどんなテーマが良いの?と思いますよね。
以下で教科別の先生に褒められる自主学習のネタをご紹介します。
国語
・難しい漢字を調べる
・歌の歌詞を書く
・カタカナ言葉の由来を調べる
算数
・オリジナルの問題を作る
・数学クイズを解く
・公式の解説を調べる
理科
・地球温暖化について調べる
・花について調べる
・季節の星座について調べる
社会
・職業について調べる
・今日のニュースをまとめる
・自分や先生の苗字の由来や意味、分布を調べる
国語
難しい漢字を調べる
学校でも習わないような難しい漢字だと、先生も知らないことが多いので、褒められやすいですよ。
書き方が難しい漢字だけではなく「心太(ところてん)」や「秋葵(おくら)」などの、読み方が難しい漢字を調べるのも面白いですね。
歌の歌詞を書く
好きな歌の歌詞だとやる気もでますし、独特の表現も多く勉強になります。
難しいところにマーカーを引いて意味を調べたりすれば、知識も広がって、よく調べてあるなと先生も感心してくれることでしょう。
カタカナ言葉の由来を調べる
センチメートルはフランス語、カプセルはドイツ語など、英語発祥のものばかりではないので、由来は先生も知らないことがあります。
たくさんあるのでネタにも困らず、実は日本で使われている意味と本来の意味が違うというものも多くあるので、先生に「面白い」と思わせることができますよ。
算数
オリジナルの問題を作る
文章題を作るならば、先生や学校を絡めた内容にすると、先生の興味もひきやすいでしょう。
算数クイズを解く
ネットやアプリの数学クイズは、計算自体は簡単なのに、クイズになっているからか、大人でも難しいものがたくさんあります。
先生にも「なるほど」と思わせることができ、褒められやすいですよ。
公式の解説を調べる
算数の公式は、どうしてその公式になったのかまでは授業でやらないことが多いですよね。
解説まで調べると公式を覚えやすくなるので、公式を覚えて欲しい先生にとって嬉しい自主学習です。
理科
地球温暖化について調べる
地球温暖化について調べると、先生は、自分や地球の未来のことについて真剣に考えていると感じ、評価しやすいです。
夏の異常な暑さや、紙ストローやレジ袋有料化など、実体験を書きやすいのも良いですね。
花について調べる
実際に花を摘んできて、花の構造や、花びらや葉の形などを調べましょう。
押し花にして貼り付けると、先生に「自分の手で調べたんだな」と伝わり、褒められやすいですよ。
季節の星座について調べる
星座の絵を描けば、見栄えがしてとても綺麗です。
星の部分をスパンコールやビーズ・キラキラしたシールにしても良いですね。
星座の由来の他にも、その星座を調べて自分が感じたことなどを書き、個性を出しましょう。
プラネタリウムでも夜空でも、実際に見たことがあるなら実体験が書けるのでオススメです。
社会
職業について調べる
将来なりたい職業や、興味のある分野の職業、周りの人の職業について調べましょう。
先生があまり詳しくない職業だと褒められやすいので、知り合いの職業について調べ、実際に話を聞けると、リアルな体験談が書けるので良いですね。
今日のニュースをまとめる
時事ネタは先生も興味関心があるので、評価されやすいですよ。
ニュースを見ることは将来的にも役に立つので、本人のためにもなる自主学習です。
自分や先生の苗字の由来や意味、分布を調べる
私も以前自分の苗字を調べたことがあったのですが、武士ではなく農民の家系だったらしく、だから争いごとが嫌いなのか〜と自分のルーツがわかって面白かったです。
先生も、自分の苗字を調べてもらえたら嬉しいし、面白いと感じるので、褒められやすいですよ。
斬新な切り口だったり、先生の興味があること、新しい発見や面白さがあるテーマは褒められやすいです。
先生が笑う!面白い小5の自主学習ネタ5選
毎日やる自主学習、ふざけすぎは良くないですが、先生に面白いと思ってもらいたいですよね。
先生が思わず笑ってしまうような面白い自主学習ネタを5つご紹介します。
- おならについて調べる
- 絵描き歌を作る
- 好きなアーティストやアイドル、漫画やアニメのキャラについて調べる
- 親に問題を出して解いてもらう
- 漫画やアニメの名言をまとめる
それぞれ みていきましょう。
おならについて調べる
つい笑ってしまうテーマですが、 1日に何回したか、においについて、音の有無、なぜおならが出るのかなど、意外と調べることは多いので、しっかりした自主学習になりますよ。
絵描き歌を作る
絵が得意な人は、先生や自分の似顔絵やキャラクターの絵描き歌をオリジナルで作ってみてはどうでしょうか。
帳尻を合わせるためにかなり無理やりで面白い部分があると、先生も思わず笑ってしまいます。
好きなアーティストやアイドル、漫画やアニメのキャラについて調べる
推しについて調べると、熱量を感じる自主学習になるので、先生も面白いと感じる可能性が高いです。
親に問題を出して解いてもらう
子どもが作った問題を、親と競争して解いて、結果親が負けていたりすると、先生も思わず笑ってしまいます。
親が勝ったとしても、親の斬新な感想コメントがあると面白いですね。
漫画やアニメの名言をまとめる
漫画やアニメの名言は、カッコイイものもありますが、面白いものもあります。
真面目なものの中に面白いものが混じっていると、先生も思わずクスリと笑ってしまうでしょう。
たまには自主学習を面白くまとめたいと思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
先生が好きな生徒にとる行動とは?教師の心理を探る
先生も人間ですから、生徒に対する好感度により態度が変わります。
先生が好きな生徒にとる行動は、
- よく褒める
- よく目が合う
- 話す時間が長い
- プライベートな話をよくする
- 頼み事が多い
- 授業中よくあてる
- 距離が近い
などです。
嫌いな人とは、生徒といえど距離を置きたいもの。
先生が気にかけてくれている、よく絡んでくると感じたら、少なくとも嫌われてはいないでしょう。
先生が嫌で学校に行きたくない子どもの親御さん必見!家庭でできるサポート方法とは
先生も生徒も人間同士なので、どうしても合わない先生もいますよね。
ただ単に合わないだけならばともかく、怒鳴ったり、生徒を見下していたり、暴言や暴力など、人間的にアウトな先生も稀にいますので、注意が必要です。
子どもに「先生が嫌で学校に行きたくない」と言われたときの対応は以下のとおりです。
- 子どもの味方をする
- 学校以外の居場所をつくる
- 学校と話し合う
子どもの味方をする
とにかく子どもの話を聞いて、「そんなことくらいで……」と思っても、否定せずに受け入れてあげましょう。
子どもは勇気を出して親に伝えてくれていますので、ここで反論してしまうと、以降何かあっても相談してくれない可能性があります。
話を聞いて、しんどそうなら学校を休ませるのもひとつの手ですが、1日だけならともかく、長引きそうなら何か策を練る必要があります。
学校以外の居場所をつくる
習い事や友だちの家、祖父母の家、通信制の学校、サークルやフリースクールなど、学校以外に子どもの居場所をつくる手助けをしてあげましょう。
居場所が学校しかないと思うと、親も本人も追い詰められてしまいます。
私の学生時代も、友だちが不登校で、家は普通に出るけれど、学校ではなく私の家に通うということがありました。
私は学校に行っていたのですが、友だちは授業中もずっと私の家で過ごしていました。
ちょっと特殊な例ですが、私自身友だちの助けになれて嬉しかったですし、本人が友だちの親とも仲が良いなら有りだと思います。
先生が嫌という理由なら、教室以外の保健室や、カウンセリングルームなど、学校内の別の場所で過ごすのも良いでしょう。
学校と話し合う
子どもが嫌だと思っていても、先生は気付いていない場合があります。
子どもの話を聞いてまとめ、先生を責めないように、「先生にそんなつもりがないのは重々承知しておりますが、子どもには冷たく感じてしまうようで……」のように、優しく冷静に現状と要望を伝えられると良いですね。
責めるような言い方をしてしまうと、逆効果になり、事態が余計に悪化する可能性がありますので、注意してください。
また、相性が悪い、雰囲気が怖いなど場合は先生も悪くないのですが、たまに虐待レベルのことをしている先生もいるので、子どもの話を聞いておかしいと感じたら、他の生徒や親の話を聞いて情報を集めてください。
同じ境遇の生徒がいたら団結して、集団で学校に話し合いを求めれば、事態を動かすことができますよ。
先生が嫌で学校に行きたくないと言われたら、不登校や虐待の可能性を考えてドキッとしてしまいますよね。
まずは子どもの話を聞いてあげて、どうしたら良いか一緒に考えていきましょう。
親も1人で抱え込まずに、家族でもカウンセリングでもいいので、誰かに相談できると良いですね。
まとめ
この記事では、小5の自主学習で先生に褒められるポイントやコツ、教科別のネタを紹介しました。まとめると、
・先生に褒められるポイントは、周りと被らない、見やすくまとめる、先生が興味を持ちやすいテーマにする、自分の意見や感想を書く、実体験を書くです。
・教科別のネタは、国語では難しい漢字や歌の歌詞、カタカナ言葉の由来など、算数ではオリジナルの問題や数学クイズ、公式の解説など、理科では地球温暖化や花や星座など、社会では職業やニュースや苗字などがあります。
・簡単な自主学習でも、絵を描いたり色を塗ったり、自分の意見や感想を書くことで、個性を出すことができます。
この記事を読んで、自主学習の悩みが解消されたら、実際に自主学習を進めてみましょう!