シーツは乾燥機で乾かしてはダメと聞いたことがありませんか?
シーツは夏には週に1回、冬は2週間に1回、洗濯した方が良いとされています。
洗濯するにしても大きくて乾きづらいし、乾燥機にかけられたら良いのにと思いますよね。
この記事では、
- シーツは乾燥機で乾かせるのか?
- ニトリや無印のシーツは乾燥機にかけられる?
- ドラム式の乾燥機でシーツが乾かない、シワになる!の対処法
- 乾燥機でシーツのダニを退治する方法
- シーツはコインランドリーで何分で乾く?
- 乾燥機対応のシーツのメリットと選び方
をご紹介します。
この記事を読めば、シーツを乾燥機にかけて良いのかわかり、乾かなかったりシワになるときの対処法や、シーツのダニの退治方法がわかりますよ。
寒くてシーツが乾きづらい季節や、あまり外に干したくない花粉の季節などに、乾燥機をうまく使ってシーツをキレイに乾かせるようになりましょう。
シーツを乾燥機で乾かしてはダメなの?
シーツは大きいから干すのも大変だし、乾燥機で乾かせたら楽ですよね。
でも実は、シーツはほとんどのものが乾燥機不可なんです。
シーツの洗濯表示を見てもらうとわかるのですが、シーツは肌触り重視のため、綿だったり、シルクや羊毛などの素材で作られていることが多いです。
これらの天然素材は、洗濯や乾燥で縮んで肌触りがゴワゴワになったり、繊維が抜けてしまうので、乾燥機は基本的にNGです。
洗濯表示を確認して、タンブラー(タンブル)乾燥OKの表示があれば、乾燥機にかけても大丈夫です。
タンブラー乾燥の表示がないけれど、乾燥機にかけたいという人は、以下のポイントを意識して、自己責任で試してみてください。
- 縦に3つ折りし、さらにジャバラ折りして、シーツのチャックをしめて、洗濯ネットに入れて洗う
- 脱水は短く優しく
- 乾燥時間は生乾き程度でおさまるくらいにして、完全乾燥はしない
脱水でも縮むので、脱水の時間は短く、優しいソフトモードなどがあればそちらを選んでください。
完全乾燥してしまうと、縮みとシワになりやすいので、生乾きで出して、形を整えて干すか、アイロンをかけたりすると良いでしょう。
乾燥機にかけた結果、縮んだり肌触りが変わる可能性があるので、あくまでも自己責任で行うようにしてくださいね。
ニトリや無印のシーツは乾燥機OK?
ニトリや無印のシーツなら、乾燥機OKのものもあるのでは?と思いますよね。
こちらも全て乾燥機に対応しているわけではなく、ものによるので、シーツの洗濯表示を確認するしかありません。
ニトリは、伸びるシーツは乾燥機がダメでしたが、敷きパッドに関しては乾燥機OKとの記載がありました。
無印の洗いざらしシーツなどは、乾燥にかけている人もいますが、素材が綿100%なので、洗濯表示を見てタンブラー乾燥OKか確認するようにしましょう。
ドラム式の乾燥機ではシーツは乾かない?シワになる?
ドラム式の乾燥機でシーツを乾かして、中が生乾きだったことはありませんか?
シーツは丸まりやすく、乾燥中にくしゃっとなると、中まで熱が通らず、乾かないことがあります。
その際は、シーツをほぐして再度ドラム式の乾燥機にかけると良いでしょう。
とはいえ、毎回何度も乾燥機に入れ直すのも手間ですよね。
シーツをきちんと乾燥させるコツは、
- 洗濯ネットに入れたまま乾燥しない
- 畳んでから乾燥機にかける
- シーツ単品で乾燥機にかける
です。
また、乾燥機にかけるとシワになるのが気になる人は、
- 完全乾燥はせず、生乾きくらいで取り出して干す
- 乾燥させる前に一回叩いてシワを伸ばしてから乾燥させる
- 終わったらすぐ取り出す
- 乾燥の時に氷を2〜3個入れてスチームアイロン代わりにする
などを試してみてくださいね。
シーツを乾燥機でダニ退治!その方法とは?
シーツなどの寝具によく潜んでいる、アレルギーの原因であるダニは、熱と乾燥が苦手です。
具体的には、50℃だと20〜30分、60℃だと一瞬でダニは死滅します。
シーツのダニを駆除するならば、全体がムラなく60℃になるようにして、乾燥機に10分程度かけると良いでしょう。
ダニ駆除が目的の場合、洗濯してからではなく、乾燥機をかけてからシーツを洗濯したほうが、乾かしすぎてシワになるのも防げて、ダニの死骸や糞も洗い流せて良いですよ。
また、シーツごと布団乾燥機のダニ除去モードにかけて、終わってからシーツを洗濯すれば、シーツだけでなく布団のダニ駆除もできて良いですね。
60℃以上の温風をあててダニを退治して、キレイなシーツで眠れるようにしましょう。
シーツはコインランドリーの乾燥機で何分?
シーツをコインランドリーの乾燥機で乾かすと何分かかるのでしょうか?
シーツは大きいので衣類よりも時間がかかり、完全乾燥で40分くらいかかります。
シワや縮みが気になるならば、衣類と同じくらいの20〜30分ほど乾燥機にかけて、あとは形を整えて自然乾燥させると良いでしょう。
逆に、自然乾燥させてから、生乾きくらいの状態で乾燥機にかけてもOKです。
手間が気にならない人は、20〜30分乾燥機にかけて、とりだした後にアイロンをかけても良いですね。
乾燥機対応のシーツのメリットと選び方
シーツは大体 乾燥機不可ですが、乾燥機対応のものがあるなら、そちらを買った方が良いんじゃないかなと思いますよね。
乾燥機対応のシーツのメリットは、
- 時短になる
- 梅雨時期や花粉時期に良い
- 手軽に洗濯できる
です。
大きいので干す場所に困るシーツですが、乾燥機対応だと、花粉やPM2.5もつかなくて済むし、ありがたいですよね。
乾燥機対応のシーツの選び方としては、シワになりにくいものや、綿100%などの手触りの良いものを選ぶと良いでしょう。
乾燥機対応のシーツでも、乾燥機にかけてシワシワになってしまったら嫌ですよね。
また、毎日触れるものなので、肌触りも重要です。
綿100%のものは少ないですが、化学繊維を含む場合も、店舗などで手触りを確認できると良いですね。
まとめ
シーツを乾燥機で乾かすことについて、この記事では以下の内容をご紹介しました。
- シーツはほとんどのものが乾燥機不可で、洗濯表示を確認する必要がある
- ニトリや無印のシーツも乾燥機対応のものは少なく、素材や手触りに注意する必要がある
- ドラム式の乾燥機ではシーツが丸まって乾かないことや、シワになることがあるので、コツを知っておく必要がある
- シーツのダニ退治は、60℃以上の温風で10分程度乾燥させると効果的である
- コインランドリーの乾燥機では、シーツは完全乾燥で40分くらいかかる
- 乾燥機対応のシーツは時短や衛生面でメリットがあるが、シワになりにくいものや肌触りの良いものを選ぶ必要がある
シーツを乾燥機で乾かすことは、便利で快適な寝具づくりに役立ちます。 しかし、シーツによっては乾燥機にかけられないものや、かけ方に注意しなければならないものもあります。
そこで、この記事で紹介したポイントを参考にして、自分に合ったシーツを選んだり、正しい方法で乾燥させたりしてくださいね。
また、シーツ以外にも、枕カバーや掛け布団カバーなども乾燥機で乾かせるものがあります。 それらも同じように洗濯表示を確認して、適切な温度や時間で乾燥させるようにしましょう。