あなたは指スマを知っていますか?指スマという言葉を知らなくても、親指の数を当てるゲームをしたことがある方は多いと思います。
指スマの地域別の呼び方や指スマ必勝法、親子の絆を深める手遊び歌について、元保育士で3児の母である私がご紹介します。
あなたは、この記事を読むと以下の事が分かります。
- 指スマの地域別呼び方や掛け声
- 指スマ必勝法や特殊ルール
- 親子の絆を深める手遊び歌
この記事を読まなければ、あなたは指スマで勝つことができないかもしれないし、親子で手遊び歌を楽しむことが出来ないかもしれません。
この記事を読めば、あなたは指スマ必勝法や特殊ルールを知ることが出来るだけでなく、手遊び歌で親子の絆を深めることが出来るでしょう。
では早速始めましょう。指スマの地域別呼び方や必勝法とは?
指スマは地域によって呼び方・名前・言い方・掛け声が違う!
地域によって掛け声が違う指スマ。
関東では「いっせーのせ」が多いらしいのですが、私が住んでいる関西での掛け声は「いっせーのーで」です。
山梨県は「せっさん」、福井県は「ルンルン」、山口県は「チーバリ」、 三重県では「バリチッチ」という掛け声が多いそうです。
全国的に有名な呼び方は「指スマ」ですが、地域によって色んな掛け声があることが分かりますね。
指スマの正式名称は?語源・由来はある?スマの意味とは?なんの略?
指スマの正式名称は不明ですが、「いっせーの」や「指スマ」という名前が広く使われているようです。
指スマのスマは『SMAP(スマップ)』の略で、SMAPとは、1988年に結成され28年間活動していた、国民的人気男性アイドルグループの事です。
1996年から20年に渡ってフジテレビ系列で放送された番組『SMAP×SMAP(スマップスマップ)』で、親指を使ったゲームを『指スマ』と呼んだのが、全国的に広まったようです。
テレビ番組の1コーナーで呼ばれた名前が全国的に広まったという事で、SMAPの影響力がよく分かりますね。
指スマのルールを解説!特殊ルールもある!?
指スマには、基本的なルールと、特殊ルールがあるのでご紹介します。
・指スマの基本的なルール
・指スマの特殊ルール
指スマの基本的なルール
①:握った両手の拳を親指が上を向くようにして前に出し、参加者は全員の手が見やすいように丸く並びます。
②:1人が「いっせーのーで」などの掛け声と共に数字を言います。
掛け声例:いっせーのーで1 、指スマ2など
③:②と同時に参加者全員が親指を立てるかそのままにして、立っている親指の数と言った数字が一致すれば成功です。違えば失敗です。
④:成功した場合は数字を言った人が片手を引っ込めます。失敗した場合は片手を引っ込めず、そのままにしておきます。
⑤次の人が掛け声と数字を言います。
②〜⑤を繰り返して、2回成功した人が勝利です。
指スマの特殊ルール
セメント
自分のターンになったとき、数字を言う代わりに「指スマ セメント!」と言うと、セメントという技を使うことが出来ます。
セメントを使うと、参加者が立てた指は降ろすことが出来なくなります。
ゲーム中、指が固まってしまうと動く指の本数が減るので、相手が本数を当てやすくなってしまいます。
つまり、セメントを使うことで、自分の技を成功しやすくしつつ、他の人を妨害できるのです。
コンクリ
自分のターンになった時、数字を言う代わりに「指スマ コンクリ!」と言うと、コンクリという技を使うことが出来ます。
コンクリを使ったときに、参加者が立てていなかった親指は、人差し指と中指の間に挟みます。
挟んだ親指は、以後立てることが出来ません。
つまり、下がっている指に効果のある、「セメント」と同様の技です。
解除
「指スマ 解除」と言うことで、セメントやコンクリで固まった指のうち、どちらか片方の指を元の状態に戻すことが出来ます。
基本ルールに慣れてきたら、特殊ルールで遊ぶのも面白そうですね。
指スマの必勝法を知っていますか?指スマで勝つための秘訣と注意点をご紹介します
指スマでは、親指を立てるタイミングが人によって違うので、必勝法は無いと思われがちですが、指スマで勝つための必勝法があるのでご紹介します。
何回か指スマをしていると、左手の親指をあまり立てないとか、毎回親指を2本立てている等、人によって親指の立て方に傾向があることに気付くでしょう。
参加者の傾向を注意深く観察するのが、指スマの必勝法です。
2人で指スマをしている場合、自分が親指を立ててないのに3,4は絶対に出ないので、初歩的なことですが、まずはこういったミスをしない、ということがきっちり勝つためには必要なことです。
指スマで全然勝てない方は、必勝法を参考にしてみて下さいね。
指遊びで脳を活性化!大人でもできる簡単で楽しい指遊びを紹介します
脳が活性化する指遊びとして、割りばしゲームをご紹介します。
割りばしゲームは、足し算をしないといけなかったり、戦略を考えたりしないといけないので、頭を使います。
割りばしゲームのルールを説明します。
①:じゃんけんなどで先攻後攻を決めます。
②:両手の人差し指を立てて相手に向けます。
③:先攻の人が、相手の手にタッチします。
④:タッチされた手は、タッチした相手の指の本数だけ、立てる指の本数を増やします。
(最初は1+1=2で、立てる指は2本になる)
⑤:立てている指の本数が5本になった手を引っ込める。
⑥:両手が引っ込んだら負けです。
特殊ルールとして、タッチされる手の指の本数と、タッチする相手の指の本数の合計が6以上の場合、手を引っ込めず5で割った余りの本数の指を立てるものもあります。
実際に割りばしゲームをしてみると、気付いたら立てる指の本数が5本になって負けてしまうので「悔しい!もう一回やりたい!」と熱中してしまいますよ。
人気の手遊び歌で親子の絆を深める!~おすすめの手遊び歌とその効果~
親子で楽しく手遊びをすることで、子供の五感が刺激され、リズム感が養われます。
また、親子で手遊びを楽しむことがスキンシップになり、心身の安定につながります。
私が、実際に我が子と楽しんでいる人気の手遊び歌をご紹介します。
- ひっつきもっつき
- アルプス一万尺
- みかんの花咲く丘
ひっつきもっつき
音楽ユニット ケロポンズの曲で、1歳ぐらいから親子で楽しめます。
歌に合わせてほっぺやおでこをくっつけると、子供が大喜びします。
アルプス一万尺
4~5歳から楽しめる手遊びです。
テンポを速くしていくと難しくなるので、大人でも混乱してきます。
また、アルプス二万尺や三万尺もあるので、一万尺をマスターしたら挑戦してみましょう。
みかんの花咲く丘
曲自体は3拍子のゆったりとした曲ですが、動きが複雑なので親子で息を合わせるのが難しいかもしれません。
しかし、出来るようになった時の達成感は大きいです。
楽しく手遊びをして、親子の絆を深めましょう。
まとめ
この記事では、指スマという親指の数を当てるゲームについて、地域別の呼び方や掛け声、必勝法や特殊ルール、手遊び歌などを紹介しました。
指スマは、親子で楽しみながら脳を活性化させることができるゲームです。
記事の要点をまとめますと、以下の通りです。 ・指スマのスマはSMAPの略で、SMAP×SMAPで広まった ・指スマにはセメントやコンクリなどの特殊ルールがある ・指スマの必勝法は相手の親指の立て方の傾向を観察すること ・割りばしゲームや手遊び歌も脳を活性化させる指遊び
この記事を読んで、指スマに興味を持った方は、ぜひ親子で試してみてください。